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国内難民支援

新型コロナウィルス 脅かされる難民の生活 感染拡大で募る不安

こんにちは、ピープルポートの田中香織です。
世界中で感染拡大が止まらない新型コロナウィルス(COVID-19)。
日常生活に不自由を感じるだけでなく、コロナ鬱という社会問題を引き起こし、医療現場の疲弊など心配なことばかりです。感染者数が世界全体で累計439万人を超え、死者は29万人にのぼり(2020年5月15日現在)、各国で入国禁止、ビザ発給の停止など、国を超える人の移動が制限されています。このように各国が国境を閉ざしてる今、母国で迫害を受けたとしても、他国に逃れるのは益々厳しくなっています。
今回は、日本に逃れてきた難民を支援する『認定NPO法人 難民支援協会』の広報担当・藤代さんにお話を伺い、
コロナ禍で暮らす難民や難民認定申請者(以下難民と表記)の現状をお伝えしたいと思います。

仕事がない!

田中:今、難民支援協会に最も多く寄せられる相談は何ですか?

藤代さん:さまざまな相談が寄せられていますが、一つは「仕事がなくなってしまった」というSOSです。

田中:仕事がないと収入ゼロ?不安ですよね?

藤代さん:そうですね。コロナの影響で雇用先の売上が減り、出勤を減らされたり、辞めさせられたりするケースが出ています。特に、アルバイトや日雇いの仕事をしている人は深刻です。収入が無くなると、食料品などの生活必需品が買えなくなってしまいますし、そもそも就労資格がない人も多くいらっしゃいますので、その方たちの生活相談に応えるとともに、食糧支援やフードバンクにつながるようにサポートしています。
食料を提供する際のニーズも多様ですが、缶詰やナッツなどは保存のしやすさもあり多く出ます。また “デーツ(なつめやし)”のようなものも喜ばれることがあります。4月~5月はイスラム教徒の断食シーズンです。日中は飲まず食わずで、日没後にハラール(イスラムの教えに基づいて許されたもの)の食品を食べます。甘くて栄養価が高いデーツは必需品なんです。

寝泊りする場所がない!

田中:他にはどんな相談がありますか?

藤代さん:「寝泊りする場所がない」という相談もあります。

田中:それは本当に深刻ですね。

藤代さん:本当にそうです。そもそも難民として日本に辿り着く人の多くは、経済的に困窮しています。日本に知り合いもいないので、言葉も文化も分からない中、寝泊 りする場所を探すところから始めなければなりません。私たちのような支援団体につながることができればいいですが、団体にさえ辿り着けずホームレスになってしまう人もいるんです。

田中:ホームレスになってしまった人たちは、どうするんですか?

藤代さん:相談にお応えするなかで、私たちがシェルターを手配することもあります。以前は、教会やモスクを頼る人もいました。ところが、コロナの影響で閉めてしまったところが多くて、寝泊りする場所を失った人が出ています。そこで私たちは従来よりも多くの方に寝泊りできる場所の手配をしています。3月以降、15名以上の難民の方々に住居を提供しました。このまま緊急事態宣言が長引き経済活動が再開されないと、寝泊りにさえ困る難民が増えてしまいます。

病院に行けない!

田中:寝泊りする場所がなくて転々としていると、コロナの感染リスクも増えますよね?
彼らが、万が一感染してしまったら、どうすればいいんですか?

藤代さん:難民の方たちが感染してしまうと、十分な治療が受けられないというリスクがありますので、感染防止には最大限の配慮をして、事務所での相談を続けています。コロナウィルスについては指定感染症ということで外国人にも公費負担がされるはずですが、保健所や医療機関への連絡手段や言語の問題など、課題は多くあります。
難民の人たちの多くは、言葉の問題や経済的な理由から「病院には行けない」という心理的な壁を持っている人が多いんです。体調が悪くなっても、症状を放置したまま悪化してしまう。万が一、彼らがコロナに感染した場合、適切な検査・治療を受けられるかどうか大きな不安があります。日本語のわからない方々が、情報を得るのはとても困難なことなので、不安を抱える方は、私たちへ一度相談してほしいと思います。

情報がない!

田中:他に今困っていること、心配なことはありますか?

藤代さん:今回のコロナの影響で、これまで以上に露わになったのが、難民の人たちが「情報弱者になりやすい」ということです。難民支援協会のスタッフが、2月下旬にコロナに関する情報を説明した際、そこで初めて感染拡大について知る人が多かったのには驚きました。インターネットや携帯、テレビなどの情報ツールを持っていなかったり、日本語が不自由であるなどの理由で、私たちが当たり前に知り得る情報に辿り着けないのです。

田中:こんなに毎日大騒ぎなのに、知らないということがあるんですね…!
そうすると、日本政府が発表した一律10万円の給付金についても、情報は入っているのでしょうか?

藤代さん:詳細についてはご存知ない方が多いと思います。ウェブサイトに掲載したり、メールを送るなど、必要な情報提供などを行っています。難民の人たちも、3ヶ月を超える在留資格と住民票があれば、給付金を受け取ることができますが、この条件に当てはまらない方もいるので、個々に確認しているところです。

田中:給付金を受け取るための手続きは、日本人でも複雑だと思うのですが…?

藤代さん:そうですね、難民の方々にとって簡単ではありません。申請の受付と給付の時期や申請期限は各市町村で異なるので、必要な情報を確実に届けていきたいと思っています。情報弱者に陥りやすい難民の方々に定期的に必要な情報を、日本語、英語、フランス語の3ヶ国語で配信しています。

田中:難民の人たちは、不安で大変だろうと漠然と思っていたのですが、深刻な課題がいくつもありますね。最前線で難民支援を行っている方ならではの、貴重なお話が伺えました。本当にありがとうございました!

長引く自粛生活で、私たちも生活や仕事、子供の教育など不安なことだらけですね。不安がゆえに、差別や偏見に心が傾いてしまうこともあるでしょう。でも、こんな時だからこそ助け合おう!という、素敵な心掛けが溢れているのも事実です。もし今回の記事で、難民の人たちに共感して下さった場合は、難民支援協会で寄付を受け付けています。よろしければ、こちらのHPをご覧ください!

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ピープルポートでは、難民申請中のメンバーがスキルを覚え、丹精込めて整備したパソコンを「ecoパソコン」としてインターネット販売しています。
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スタッフ

代表:青山 明弘

ピープルポート株式会社の代表、青山です。高校野球が大好き、神奈川県出身の一児のパパです。電子機器の再生を通じて難民の雇用、子供たちの教育支援に取り組んでいます!

営業:河内 将弘

営業担当の河内です。お寿司が好きで、よくおばあちゃんと一緒に食べに行きます。ピープルポートを通じて、一人でも多くの難民が自分らしく生きられる社会を創ります!

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