2018.12.06 お知らせ日々のできごと電子機器回収

年末年始の大掃除が社会貢献に！ご家庭の不用なパソコン処分が子供たちへの寄付活動に変わる

ピープルポート

難民と共に電子機器の回収、リユース・リサイクル販売を通じて、難民が安心して働ける居場所創りを目指しています。また、電子機器の買取金額相当を日本の子ども達へ寄付する仕組みを採用し、難民と子ども達が自分らしく生きられる社会を目指しています。

皆さんこんにちは。ピープルポートの青山です。

パソコンやケータイなど電子機器のリユース・リサイクルを通じて日本の難民雇用に取り組むピープルポートでは、年末年始の大掃除を「気軽に参加できる社会貢献」に変える取り組みをいたします。

■イベント概要

年末年始の大掃除企画！
“MY SOCIAL ACTION”
あなたのいらない電子機器が、日本の子供たち＆難民のチカラに

ご家庭でいらなくなったパソコンやケータイなどの電子機器を、お勤めの会社、学校、大学のサークルなどに5台以上持ち寄って頂くと、ピープルポートが無料で回収に伺います。
回収された機器の種類と台数に応じた一定の金額が、虐待や貧困などに苦しむ日本の子供たちをサポートするNPO団体に寄付されます。

回収後は、再利用の過程で日本に逃れてきた難民の雇用創出に繋がります。

〇期間
2018年12月10日（月）～1月31日（木）
※12/29-1/3は休業とさせて頂きます。

〇内容
ご家庭で不用になったパソコン、ケータイなどの電子機器の無料回収

〇回収エリア
東京23区、横浜市、川崎市、大和市、町田市

〇回収可能な電子機器および寄付金額
-ノートパソコン（２００円/台）
-スマートフォン（1００円/台）
-ガラケー（1００円/台）
-タブレット端末（1００円/台）
-デジタルカメラ/ビデオカメラ（1００円/台）
-ゲーム機（1００円/台）
およびこれらの付属品（コードなど）
※どれだけ古くても、動作しないものでも回収いたします。
※回収後は、全ての機器のデータ消去も行いますのでご安心ください。

〇寄付先
「特定非営利活動法人 3keys」
親の経済状況や社会とのつながりが子どもが得られる教育や愛情、社会的資源に直接左右されています。子どもたちへの学習支援活動、10代向け支援サービス検索・相談サイトの運営を通じて、子どもたちに十分な社会保障が行き届く社会の実現を目指しています。

「特定非営利活動法人 PIECES」
家庭での虐待・無関心、いじめなどが原因で、人を自分を信頼できない「孤立」した子供たち。コミュニティ・ユース・ワーカーという大人のボランティアが子供たち一人一人に寄り添う事で、子供たちの「孤立」解消を目指しています。

「特定非営利活動法人キズキ」
家庭環境や対人関係への苦手意識から不登校、中退、引きこもりなどを経験した子供たち。バウチャーを通じての学習支援や社会体験活動の企画を行い、挫折してしまったとしても「何度でもやり直すことのできる社会」の実現を目指しています。

※ピープルポートで寄付金額が均等になるよう振り分けをいたします。「この団体に寄付したい」といったご要望もお受けしております。

■日本人にも身近な「難民問題」

19,623人。※2

なんの数字かわかりますか？実はこの数字、日本で難民申請をしている人々の数なんです。そしてこの中から難民として認定をされた人は、たったの20人。※2

さらに認定までの審査期間は平均2~3年と言われており、「安全と安心」を求めて逃げてきた日本でも多くの人が苦しい生活を強いられています。

※2　参照：法務省　平成２９年における難民認定者数等について（速報値）

そんな日本における難民の方の現状を打破すべく、ピープルポートは、経済的貧困・社会的孤立に苦しむ難民の方に、安定した収入とやりがいのある仕事と職場を提供し、避難先である日本で自分らしくいられる「居場所」を作るソーシャルビジネスを展開しています。

■なぜ、電子機器の無料回収が難民支援と雇用につながるの？

と、ここまで説明したところで、こう思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか？

「電子機器の無料回収と子供たちの支援や難民雇用とのつながりが見えないんだけど…。」

電子機器の中には、リユース・リサイクルすることで再利用できるものが多くあります。例えば、ノートパソコンは1台200円、携帯電話は1機100円で買取ができます。ピープルポートでは、電子機器を引き取りそれらの買取金額相当をNPOへ寄付することで、日本の将来を担う子供たちが幸せに暮らせる社会づくりのサポートをしていきます。

そして、もう一つの難民雇用につながる理由は、無料回収で集めた電子機器のリユース・リサイクルで収益をうむ際に必要な「整備・分解作業」という仕事を創出できるからです。日本で暮らす難民の多くは日本語が話せないため、仕事がなかなか見つからず、運よく見つけたとしても低賃金だったり過酷な労働環境で働いている人がまだまだ多いという現状があります。ピープルポートは、日本語が話せない難民の人でも即戦力として取り組める仕事内容と安定した収入を届けていきます。